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Wasteland

荒れ地


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wasteland : 荒れ地
Wasteland : ウィキペディア日本語版
Wasteland[うぇいすとらんど]

Wasteland』(ウェイストランド)は、Interplay Productionsが開発し、コモドール64Apple IIDOS向けに初めて1988年にエレクトロニック・アーツから発売された終末ものコンピュータロールプレイングゲームである。地球が「Wasteland」という肩書に変わってしまった核戦争から数十年後の世界を舞台にしている。本作は、2013年に現在の著作権者であるinXile Entertainmentから、Microsoft WindowsOS XGNU/Linux向けに再発売された。
高い評価を得た『Wasteland』は、エレクトロニック・アーツの『Fountain of Dreams(英語版)』とInterplayの『Meantime(英語版)』という2つに分割された続編が続く予定であったが、制作中止になった。ただし、本作の設定やコンセプトは、Interplayの後年のゲームでありFallout シリーズとして成功し続いた『』の土台となった。直接の続編である『Wasteland 2』は現在inXile Entertainmentにより製作中である。
== ゲーム内容 ==
本作の構造は、『Wasteland』のデザイナーのケン・セント=アンドレミシェル・スタックポールが作ったテーブルトークRPGトンネルズ&トロールズや''Mercenaries, Spies and Private Eyes''に使われているものに直接的に基づいている。そのために『Wasteland』のキャラクターは、異なるスキルや武器を使えるようになる多様なステータス(中でも、力、賢さ、運)を持つ。経験値は戦いやスキルの使用から得られる。本作は概してプレイヤーに多様な戦術で前進させる。例えば、鍵がかかった門を通り抜けるのにも、プレイヤーはアンロックスキルや、クライムスキルや腕力を使うことができる。あるいは、門をバールやLAW Rocketでこじ開けることもできる。
プレイヤーのパーティーは4人のキャラクターで始まり、『Wasteland』の特定の市民やクリーチャーを最大7人までパーティーに加えることができる。ゲームを進めるとパーティーに加えることができる多くのNPCに出会う。NPCは、当時の他のコンピュータRPGのNPCと異なり、プレイヤーに命じられても一時的にアイテムを諦めたり、行動を起こすのを拒否する可能性がある〔。 本作はこのような高度なゲーム構造と高い難易度〔に加え、「細く赤いパスタにしあげてやった」や「血のソーセージみたいに爆発」のような戦闘時の散文で有名であり、アメリカ合衆国のゲームパッケージには非公式のPG-13ステッカーが貼付された〔Why People Give a Shit About a 1988 PC Role-Playing Game , Kotaku, Feb 17, 2012〕。
『Wasteland』はゲーム世界の変化が逐次保存・変更されるパーシステントワールドを特徴とするゲームの先駆けだった〔。ゲームのエリアに後で戻ると、エリアはその状態のままで初期されることはない。当時のゲームでは、エリア外に出て再び戻ると状態が一旦リセットされるのが普通だった。1988年のパソコンではHDDのような大容量の記憶装置がまだ標準的ではなく、説明書が指示する通りに、オリジナルのゲームディスクは上書きを防止するために最初にコピーしなければならなかった。
また、ゲーム進行上の適切なタイミングで読むようにプレイヤーに指示されたパラグラフブックが付属していたことがある。これらは手掛かりを含む遭遇や会話を説明するもので、ゲームの重要な構成要素となっていた。ゲームのストーリーをゲームのコードに直接記述するのではなく、そのほとんどを印刷して提供することで、当時の不足しがちなストレージの容量を節約した。また、ゲームをコピーしてプレイしようとするプレイヤーはストーリーの大半を知ることができない上に、ゲームの進行に必要な手がかりが分からなかったので、パラグラフブックは原始的なコピープロテクションとしても機能した。加えて、指示されていないのにパラグラフを読むプレイヤーをミスリードするために、火星へのミッションに関する完全に無関係なストーリー〔や、キャラクターの性別変更や爆弾の起爆にまで及ぶ結果でチーターをからかう嘘のパスワードまで含まれていた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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