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ReRAM ( リダイレクト:抵抗変化型メモリ ) : ウィキペディア日本語版
抵抗変化型メモリ[ていこうへんかがためもり]
ReRAM()は電圧の印加による電気抵抗の変化を利用した半導体メモリーRRAM抵抗変化型メモリなどとも呼ばれる。なおRRAMはシャープ登録商標である。
ReRAMは電圧印加による電気抵抗の大きな変化(電界誘起巨大抵抗変化、CER効果)を利用しており、
*電圧で書き換えるため(電流が微量で)消費電力が小さい
*比較的単純な構造のためセル面積が約6F2(Fは配線の径で、数十nm程)と小さく、高密度化(=低コスト化)が可能
*電気抵抗の変化率が数十倍にものぼり、多値化も容易
*読み出し時間が10ナノ程度と、DRAM並に高速
といったデバイスとしての利点がある。
== 原理 ==

電界誘起巨大抵抗変化には、金属酸化物電極界面での抵抗変化と、金属酸化物中での電導経路の抵抗変化の2種類の原理がある。このうち前者の界面型は印加電圧の向きに依存するバイポーラ型の挙動を示し、ペロブスカイト構造の金属酸化物を用いるものが多い。後者の電導経路型は電圧の向きよりも絶対値に依存するノンポーラ型の挙動を示し、2元系金属酸化物に多く見られる。RRAMの中のCMR膜にはこの内のどちらか一方が使われ、メーカーごとに特色がある〔日経マイクロデバイス、2006年11月号、P.97〕。
ReRAMデバイスの個々のセルは、右図のように電界効果トランジスタ(FET)にCMR膜が直列に組み合わさった構造をしている。ワード線に電圧を印加してセルを選択し、書込み線とビット線の間に電圧を印加して抵抗値を変化させ、データを書き込む。トランジスタと抵抗が1つずつしかいらない1T1Rと呼ばれる単純な構造のため、セル面積が小さく高密度化が可能である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「抵抗変化型メモリ」の詳細全文を読む




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