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GVfs
GVfsは、GNOMEデスクトップの仮想ファイルシステムで、SFTP、FTP、WebDAV、SMB、OBEXなどを経由したリモートデータとudevを経由したローカルデータへのアクセスを容易にする〔GNOME 2.22 Release Notes, 6.1: GVFS and GIO 〕。
アタッチされたリソースはURIで参照できるようになり、例えば smb://server01/gamedata とか ftp://username:password@ftp.example.net/public_html となる。また、従来と同様のマウントを ~/.gvfs/ 配下に行うこともでき、POSIX標準のコマンドやI/Oを使った古いアプリケーションからも利用できる。
== 技術詳細 ==
GVfsはFUSEを使い〔gvfs status report, Alexander Larsson, mail.gnome.org, February 15, 2007 〕、従来の GnomeVFS の代替を意図したものである〔GnomeVFS shortcomings 〕。アプリケーションがロードするをサポートした共有ライブラリと、相互の通信やD-Bus上のGIOモジュールとの通信を行う各種デーモンで構成されるGVFS本体からなる〔"Using GNOMEvfs to manipulate files" , Linux.com〕。
2010年12月現在、登録された113のGNOMEコンポーネントのうち107がに移植され〔GIO Port, GIO Port on live.gnome.org 〕、GVfsのURIをサポートしている。また、gvfs-mount、gvfs-lessなどGVfsリソースに対して機能するコマンドラインのユーティリティ群もある〔''gvfs-mount'' , man page〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』
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