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Cafesta : ウィキペディア日本語版
Cafesta[かふぇすた]

Cafesta(カフェスタ)とはカフェスタ株式会社が運営していたアバターを用いたコミュニケーションポータルサイトである。2009年5月31日をもって閉鎖、現在は全てのサービスが終了している。
サイトの主な機能としては個人が管理できる簡易WebページであるMyHP、ウェブブラウザベースのチャット、メンバー同士のサークル、オンライン時のメッセージの拡張であるちょこめ等がある。尚、閉鎖にあたってアカウント、並びに一部データは移行手続きを踏むことで、別サイトへ引き継がれた。
== 概要 ==

* 2002年7月24日、東京通信ネットワーク株式会社によるポータルサイトとしてサービス開始。
* 2004年1月19日、ゲームサービスをβとして提供開始。
* 2004年6月1日、佐世保小6女児同級生殺害事件発生。実名が上がることは報道ではなかったものの、映像、発言内容から、同サイト内で発生した事が判明している。
* 2004年6月3日、ゲームサービスの正式リリース。
* 2004年8月1日付でCafesta事業を会社分割し、韓国Daum Communications Corp.と株式会社パワードコムが設立した合弁会社「TAON」にCafesta事業を譲渡。TAONの出資比率はDaumが65%、パワードコムが35%。
* 2004年12月9日、サイト全体のリニューアルを行う。
* 2005年3月23日、カフェスタゲームのサービス終了。
* 2005年12月14日、株式会社サミーネットワークスと提携し、MyHPでBGMを流すサービスを開始する。配信されるデータは着信メロディーをwma形式で録音された物をストリーミングにより配信する形で行われた。
* 2006年6月28日、MyHPでのBGMサービス終了。
* 2007年3月20日、Daumのライコス買収に伴い株式会社TAON(タオン)からライコスジャパン株式会社へ社名を変更。なお、この法人は2003年までポータルサイトライコス」を運営していたライコスジャパン株式会社とはまったく別の組織である。
* 2008年3月27日、ライコスジャパンからMCJ傘下にあるA&Tへ事業は売却された。Daumのライコス事業との兼ね合いの中で同社は選択と集中等の観点から「ライコスクリップ」など総合動画サービス事業に特化・集中するのが狙いとしていたが、同事業については2008年11月29日にサービスを終了している。対するA&Tは買収時点では業務を行っていない休眠会社であり、事実上MCJによる事業の買収である。MCJ側の目論見としてはPC製品と絡めたグループマルチポータルサイトの構築だった。事業譲渡に伴い事業目的、社名の変更を行うことを発表していた。また事業譲渡を契機としMCJのEC事業においてライコスジャパンのもつ動画ソリューションを利用した共同展開も予定していたため2009年1月迄の間、回線は実際に利用する帯域よりも大きな契約を行っており後に契約を変更している。
* 2008年4月1日、社名を株式会社カフェスタと変更し正式にMCJの傘下の企業として運営が開始された。サービスそのものは全て譲渡、継続されている。サイト内のコピーライト表記も書き換わりつつあるが、2009年4月時点においても未だ旧社名が見られる状況にある。
* 2008年4月23日、カフェスタ株式会社の初代代表取締役のMyHPが開設される。いくつかの日記が書かれていたが、更新は滞りがちで、6月には退社していることもあり、9月頃に挨拶が書き込まれることもなくひっそりと削除されている。
* 2008年11月25日、取締役の個人的なMyHPで同社の経済的な窮状がリークされ運営方針の転換が語られるようになった。
* 2008年12月5日、公式なリリースとして今後の運営が現状維持では困難であること、カフェスタパスポート、アバターの購入など直接的な収益を必要とすることをメールで送信すると共にサイトに掲示を始めていた。但し、その協力がどの程度必要なのか今後の計画がどうなっているかなどの情報は明示せずにこれらのアナウンスは行われた。
* 2008年12月15日、経済的な窮状をユーザに訴えるという異例のアナウンスが記事となり代表取締役社長・上澤馨によるインタビューがWeb上に掲載された。公式にリリースされた内容と異なり、記事では明確に無料での運営は不可能で全面的に有料化へ舵を切る旨が語られている。同時に買収時に考えていたユーザ層と異なった、無料が当たり前ということが理解できないと語るなど買収前に確認すべき事項を確認せずに買収したことなどが話題になっている。
* 2009年1月14日、当初同年1月20日に開始予定であった無料ユーザに対する制限を企画や進捗を理由として事実上白紙化し今後改めて制限を行う可能性がある旨を記載の上、全面有料化については事実上撤回という形になっている。これは直前の有料化無しに維持は出来ないというアナウンスと矛盾するものではあるがユーザの利害としては無料での利用が継続されるという形になり、混乱は見られなかった。
* 2009年2月5日、桜井くみ子が公式ブログを開設。特設的に作成されることはあったが、公式の場として作られたのは最初で最後である。
* 2009年3月16日、グループ会社の移転に伴い住所を〒101-0032 東京都千代田区岩本町2丁目12番5号 早川トナカイビル7階から株式会社iriver japanとともに株式会社シネックスの本店と同じ住所である〒110-0005 東京都台東区上野1-16-5 第二産経ビル5Fへ移転。
* 2009年4月30日、桜井くみ子がブログを移転。同日、5月1日のカフェスタパスポート会費徴収の見送りをアナウンス。理由は「日頃のご愛顧への感謝」としているが、新規パスポート会員の受付中止も同時にアナウンスされた。
* 2009年5月8日、公式HPにて5月31日をもって閉鎖することが告知され特徴は異なりつつもアバターを用いたシステムを持つアットゲームズへの移行キャンペーンがアナウンスされている。カフェスタパスポートへの入会により閉鎖を回避するという旨の発言では有ったが、それを目的とした入会が有ったにも関わらず現実には閉鎖という結末を迎えた。尚、移行は自動的に行われる物ではなく、ユーザが明示的に移行手続きを踏むことで一部データが移行される。
* 2009年8月27日、予定スケジュールよりも大幅に遅れて、ログインが不可能な状態になっている。トップページは移行の案内となり、ジークレストの管理下のページになった。また、従来のコンテンツの一切は、Webサーバは動いているものの、初期化されているため、初期ページか、404の表示になっている。
* 2010年1月5日、本来の終了予定である2009年6月30日より大幅に遅れてユーザーのアカウントの移行サービスを終了。
初期のシステムはガイアックス、Daumによって構築された物でありHTMLソース、メッセンジャーのコピーライト、ニュースリリースからそれらは読み取ることが可能である。
サイトには多くのInternet Explorer依存コードが含まれ、若干の対応は行われたもののサービスによってはTrident以外のレンダリングエンジンを使用した場合、利用できない、レイアウトが崩れる機能などもある。
過去にはカフェスタメールというフリーメールを使えるサービスがあったが、現在はなくなっている。その後、メッセージ機能がつきカフェスタ会員同士のみでメッセージが送受信が行えるようになった。オンラインゲーム不動産情報など、多岐にわたったサービスを提供しつつもひっそりと消えていく事も多い。基本利用は無料、アバターアイテム、追加サービスの利用、購入にはカフェスタキャッシュというサイト内通貨を介した料金が発生する。
尚、サイト自体の運用はリニューアル前から不安定さが伴い度々サイト内の機能が利用できないといった事態が発生する。概ね数時間程度で復旧することが多いものの、日記など直接フォーム等に入力する用途が多いため送信したデータがタイムアウトや通信障害でサーバに受信されないことによる消失などの悲鳴は日記などによく見られる光景である。またトラブル時にもダウンタイムを設けず不安定な状態のまま運用しながら復旧するため、正常な状況かの判断は微妙なところにある。
リニューアル、停止を伴うメンテナンスを実行する際も事後にトラブルが発生することや予定時間を大幅に超過することの方が多い。
有料化、直接的な収益を得る方針としては従来のアバターの販売以外に物品の販売を企画したりカフェスタキャッシュの代わりであった商品券の廃止、カフェスタPassportの開始などが挙げられる。ユーザの目立つ利用者層が低年齢に多く分布していること、無料でのサービス提供が前提であったことからの方針転換への反発、アナウンスの不出来さ等により有料化を強く打ち出した際には混乱が生じていたがその後、アバターアイテムに対する事実上の課金を除けばほぼ現状維持という状況になり事態は収束に向かっていた。
その後、2009年1月15日のクレジットカード決済の無効化、モールのアバターアイテム更新頻度の低下から閉鎖が噂される様になり4月30日の他社アーティストのブログ移転、パスポート会費の決済を行わない処理等から更にその声は大きな物となった。
広報やアナウンスは行われぬままであったが、5月8日に突然に正式な形でサイトの閉鎖が告知とアットゲームズへの移行キャンペーンがアナウンスされた。
機能としては類似した機能を持つアットゲームズであるが、同等の機能が無い部分など移行できるデータは日記、カフェ友の登録情報などのみであり基本的に有料で手にしたアイテム、カフェスタキャッシュ、ガチャ券等、サイト内の財産と呼べる物は交換用の券や通貨に変換される。無料で手にした物、プレゼントなどで入手した物への権利は消失する。
推奨OSはWindows 98SE / ME / NT4.0 / 2000 / XPMacintosh環境では、一部のサービスが利用できない場合がある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「Cafesta」の詳細全文を読む




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