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CWU-45P : ウィキペディア日本語版
CWU-45P
CWU-45P は、アメリカ陸・海・空の三軍および海兵隊において制式採用されている、インターミディエートゾーン用現行型フライトジャケットである。J-CWFSという、45/Pの名が冠される以前の最初期版から、MIL-J-83388A~83388Eまでの各スペック・バリエーションがある。1973年米海軍に先行採用され、1976年には米空軍にも採用された。基本色は他の装備品に共通する濃いオリーブグリーンとは若干異なるセージグリーンだが、近年、砂漠地帯などの局地戦用にデザート(タン)カラーのモデルも採用されている。ほぼ同型のサマーゾーン用として薄手(CWU-45/Pの中綿をなくしたような具合である)の制式ジャケット、CWU-36/Pが存在する。またサマーゾーン用のCWU-36/Pには前面ファスナー部分に防風用の前立てがないなどCWU-45/Pとはデザインが異なる部分がある。
グリーン・ブライアー社、アヴィレックス社、イスラテックス社、アルファ社、プロパー社をはじめ、さまざまな軍関連アパレルメーカーが製造・納品の実績を持つ。
== 特徴 ==

米空軍においては1952年以降朝鮮戦争ベトナム戦争を経て長期間にわたりMA-1がパイロット用の主力ジャケットの座にあったが、CWU-45/Pはその後継品である。機内火災時の乗員生存率を上げるため、シェルの生地にはデュポン社が開発した難燃(不燃ではない)性素材・商品名「ノーメックス(NOMEX)」(アラミド繊維の一種、アロマティック・ポリアミド)が使用されている。
当初、ジャケットの背面に特徴的なアクション・プリーツが採用されていたが、機内においてプリーツ部が器材に引っ掛かるなど干渉の不具合が指摘され、実使用していた部隊レベルで一時期この初期型のプリーツを縫い潰すという改良がなされたが、保安上の理由からBスペックの途中から全面的にプリーツが廃止され現在に至る。また左袖のポケットにペン等の落下防止(エンジンの異物吸入による損傷対策と見られる)のフラップを追加されたこともあったがこれも全軍にわたって行われたものではない。CWU-45/PにはH-CWFSという脱着式のフードが存在するがこれもあまり使用されることはなく短期間で生産を終了している。
極初期型のモデルにはベルクロ脱着式の内ポケットがあり、オレンジ色のレスキューパネルと呼ばれる布を収納するようになっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「CWU-45P」の詳細全文を読む




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