翻訳と辞書
Words near each other
・ C-32
・ C-37A
・ C-3PO
・ C-4
・ C-46
・ C-47
・ C-5
・ C-6
・ C-69
・ C-7
・ C-74
・ C-8
・ C-802
・ C-82
・ C-82 Packet
・ C-9
・ C-9 Skytrain II
・ C-93
・ C-96
・ C-97


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

C-74 ( リダイレクト:C-74 (航空機) ) : ウィキペディア日本語版
C-74 (航空機)[しー74]

C-74アメリカ合衆国ダグラス・エアクラフト社が開発した軍用輸送機。愛称はグローブマスター(Globemaster)。1945年に初飛行した。
== 概要 ==
大型輸送機を欲していたアメリカ陸軍航空軍は、第二次世界大戦中の1942年にダグラス社に対し、大型輸送機の開発を指示した。ダグラス社は輸送機の開発力はあったものの、戦時中であり他機種の生産などのため、開発は進まなかった。開発ペースが遅かったために、初飛行は1945年9月5日と第二次世界大戦終了後のことである。開発にあたっては試作機は製造されず、初めから量産機が作られた。
機体は4発レシプロエンジンを搭載したものであり、葉巻型の胴体と低翼配置の直線主翼など、一般的な形状である。ただし、全長は37.85mとB-29の30mより大きい。貨物の搭載用にエレベーターが備え付けられており、機内には貨物移送クレーンが装備されていた。
発注は50機分行われたものの、戦争終結に伴い14機に減らされた。1946年により部隊配備が開始された。1948年にベルリン封鎖が発生すると、C-74の1機も短期間空輸部隊の一員として輸送を行っている。当時、最大の大きさを持つ輸送機であり、その25tにのぼるペイロードは、高い評価を受けた。この経験はC-124の開発に生かされることとなる。
DC-7の名称で民間向けも計画されパンナムから発注を受けたが戦後、計画は中止された。後のDC-7と混同されやすいが両者は無関係である。
なお、機体は1950年代半ばに全機退役し、その多くは1965年に解体されたが払い下げられた数機は民間籍で1970年代まで稼動していた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「C-74 (航空機)」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Douglas C-74 Globemaster 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.