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6to4 : ウィキペディア日本語版
6to4
6to4は、明示的なトンネリングの設定を行わなくとも、IPv4のネットワーク(たとえば、IPv4のインターネット)上にIPv6のパケットを流せるようにするという技術である。6to4ネットワークとIPv6ネイティブなネットワークの通信を行えるようにするためのリレーサーバも存在している。
== 概要 ==
6to4では、途中のノードがIPv6に対応しなくても通信が行えるため、IPv6が整備される初期の段階で特に必要となる技術である。ただし、あくまでIPv6への移行段階で使うためのものであり、恒久的に使われることを意図したものではない。
6to4は、ホスト単体でも、ローカルなIPv6ネットワークに対しても適用することができる。あるホストを6to4対応とする場合、そのホストにはグローバルなIPv4アドレスが必要であり、また6to4としてのパケットのカプセル化や取り出しはホストが自前で行う必要がある。ホストが他のクライアントからIPv6のパケットを受け取って、それを6to4にカプセル化するように設定する、つまり6to4のルーターを設置することもできる。
ほとんどのIPv6ネットワークは自動設定されるが、この場合IPv6アドレスの下位64ビットがホストに割り当てる分となる。6to4では、最初の16ビットが2002:と固定され、続く32ビットにはIPv4のアドレスが入り、残りの16ビットはルーターが選ぶこととなる。自動設定が有効なIPv6ホストでは、ホスト自身で下位64ビットが一意に決定されているので、残り64ビットをルーター通知することでIPv6アドレスが完成する。6to4ルーターは、宛先の上位16ビットが2002:なら続く32ビットのIPv4アドレスへ直接、そうでなければIPv6ネイティブなネットワークとの通信が行えるリレーサーバーへ、パケットをIPv4にカプセル化して送信する。
6to4は、IPv4しか使えないホストとIPv6しか使えないホストの相互通信を可能とする技術ではなく、あくまでIPv6ホスト同士が通信するための透過的に使えるレイヤーである。
設定ミスの多発や性能が出ていない現状を前にして、2011年8月には6to4をどのように導入すべきかというRFCが公開された〔RFC 6343 - Advisory Guidelines for 6to4 Deployment〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「6to4」の詳細全文を読む




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